お墓に入れずに手元供養は問題の先送りでしかない

「遺骨をお墓に入れずに、ずっと家に置いておきた」
そう考える方もいます。
お墓を建てるお金がないという費用面だけでなく、大切な人の遺骨を自分のそばに置いておきたいという気道もあるかもしれません。

これが違法か?といえば違法ではありません。
実際に遺骨を家にずっといていても問題は無いのです。

ただ遺骨または遺骨の一部を家に置いておくことは「埋葬」ではなくを「保管」ということになりますから、墓地管理法法律的に禁じられていることではあります。
このように遺骨をお墓に入れずに故人を偲ぶやり方を手元供養と呼ばれています。
最近では遺骨の一部を肌身離さず持ち歩きたいという方のために遺骨をペンダントなどのアクセサリーに加工して家に置いておく方もいます。

ここで考えておかないといけないのが最終的な遺骨の行き先です。
たとえば、大切なご主人を無くされた奥様が「いつまでも私のそばにいて欲しい」と手元供養をされていたとします。
しかし、その奥様が亡くなった時にはご主人の遺骨はどうなるのしょうか・
きちんと残され遺族に自分お遺骨とご主人のご遺骨の行き先をきちんと託されていればまだいいのですが必ずしもそうなるとは限らないのです。
もしその奥様が高齢になって認知症にでもなってしまったら?
もはやご主人の遺骨のことなどきれいさっぱり忘れているかもしれません。

遺骨は捨てることが出来ない物です。
仮に無s子ではなく子供が全て娘であったとしたら・・・
義実家の遺骨を持って帰ることはできないものです。

手元供養は次世代に問題を起こしかねない
つまい問題の先送りになる可能性もあることを認識しておきましょう。

自分の死
あるいは家族の死
悲しみは深いですが問題の先送りはせず、次世代のことを考えてお墓や遺骨のことを考えておくことが重要なのはわかっていただけたと思います。

今は「お墓の無い人生は儚い(はかない)人生」とは言えない時代です。
お墓のこと、遺骨のこと、10年後20年後のことを考えて家族で話し合う機会をいつか持ってくださいね。
長男 墓 継がない

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