自動車に対する憧れよりも実用かどうかの時代

自動車に対する考え方が変わった。

バブル時代までは「成功の象徴」の1つとして、高級車を乗り回すことが一種のステータスだった。

ベンツやポルシェなどの有名な自動車を何台も持ち、メディアにも登場した「成金」たち。

今では名前さえ聞かない。

どうしているんだろうか。

おそらくは、バブル崩壊や平成の「失われた30年」によって立ち行かなくなったのだろう。

就職氷河期世代から上の世代は、高度経済成長期もバブル時代も知っている。

収入は右肩上がりで海外旅行も当たり前、そんな環境で過ごしてきたのだから自動車にこだわりを持つ人も多い。

どれだけ燃費が悪くても、税金が高くても十分払えた。

それが今はどうだろうか。

自家用車で高級車を持つ人はほんの一握り。

多くは小型車か軽自動車に乗り換え、維持費が安くなるように変えた。

実際、車を持つことでかかる税金は何種類もあり、大都市圏では駐車場代も高い。

一体どれだけのお金が飛んでいくのか。

とはいえ、地方では生活の足になっているから「自動車を持たない」という選択肢は取りにくい。

電動自転車もあるが、これが結構高い。

ある程度の性能を求めると10万円は超えてしまう。

自転車だから移動範囲は限られている。

何十キロ先の親戚へ挨拶に行くとなったら、電動自転車ではとてもではないが体力が持たない。

現代では、ハイブリッド車やEV車がシェアを広げている。

デザインも考えられてはいるが、高級車と比べると、どこかチープな感じがするのは否めない。

やはり燃費の良さが重要なのだ。

ハイブリッド車は、エンジンとモーターを併用するからリッターで20~30キロは走れる。

EV車は、充電の問題はあるにしても、ガソリンを使わないから家計には優しい。

ハイブリッド車もEV車も、買うときに公的な援助を受けられる場合もある。

自動車は、ステータスや憧れというよりも、行動範囲を広げるための道具としての意識が強くなった。

味気ない時代とも言えるのだが、中古自動車も溢れていて海外へ売られるくらいだ。

意識の変化というのは、よく見ていないと気づかない。

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