液体歯磨きというアイテムをご存知でしょうか?SNSやテレビなどで見聞きしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。これまではチューブタイプのペースト歯磨きしか使ったことがなく、液体タイプの効果に興味を持っていたので、思い切って一本手に取ってみました。
パッケージには「歯や歯ぐきに優しい」「隅々まで成分が行き渡る」といったフレーズが並び、期待感が高まります。液体歯磨きは研磨剤を含んでいないため、歯や歯ぐきを傷つけにくいという特徴があるようです。最近歯ぐきの腫れや出血が気になっていた自分にとっては、まさにぴったりの商品でした。
実際に夜寝る前に使ってみました。使い方はとてもシンプルで、適量を口に含んでゆすいだ後、歯ブラシで磨くだけです。泡立ちがないため最初は少し物足りなさを感じましたが、逆に磨き残しが分かりやすく、丁寧にブラッシングできました。しかも、歯磨き後に水ですすぐ必要がないので、有効成分がしっかり口内に残る感じがして安心です。
使用後は、口の中がとてもスッキリし、歯と歯ぐきの間までしっかり洗浄できたような爽快感が得られました。液体なので、歯間や歯周ポケットなど細かい部分にも成分が届きやすいのが魅力です。
朝起きてすぐ使うと、さらに清涼感が強く感じられます。寝起きの口の中の不快感も、液体歯磨きを使うことで一気にリフレッシュできます。夜だけでなく朝にも使うことで、1日を気持ちよくスタートできるようになりました。
ただし、液体歯磨きにも注意点があります。研磨剤が含まれていないため、コーヒーや紅茶による着色汚れにはあまり効果がありません。自分はコーヒーをよく飲むので、着色が気になる時は研磨剤入りの歯磨き粉と併用しています。
また、アルコールを配合している商品も多いため、刺激に弱い方は注意が必要です。自分が使っているのはノンアルコールタイプなので刺激はほとんどありませんが、購入前に成分表示をしっかり確認することをおすすめします。
さらに、水が使えない災害時などにも役立つのが液体歯磨きの良いところです。非常時用にいくつかストックしておくと安心ですね。
液体歯磨きを使い始めて、「歯磨き=泡立つもの」という先入観がなくなりました。泡が立たない分、丁寧に磨けている実感があります。今後は、普段のケアには液体タイプ、着色が気になるときはペーストタイプ、と使い分けていきたいと思います。
まだ使い始めたばかりなので、これから口内環境にどんな変化があるのか楽しみです。ドラッグストアには多くの液体歯磨きが並んでいますが、最近はネット限定の製品にも興味が湧いています。少し値段は高めですが、その分効果が期待できそうなので、次回はそちらも試してみたいと思っています。