スッポンもうなぎ同様に精の付く食べ物として有名です。それは、うなぎと同じで高い栄養価と滋養強壮に良いと言われているからです。
スッポンの栄養素をあげると、良質なタンパク質、
ビタミンB群、ビタミンE、コラーゲン、アミノ酸(必須アミノ酸)
ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など体力や精力に効果的な栄養素が多く含まれています。
日本では古くから「精のつく食べ物」として重宝されているスッポンですが
何時頃からこの日本では食されてきたのか知っていますか?
スッポンは縄文時代から食べられていたんです。日本でスッポンがちゃんとした料理の形になったのは
文武天皇の時代(683年?707年)「続日本紀」には、697年に近江(現在の滋賀県)からスッポンが宮廷に献上されたとの記録が記されていて
これがスッポン料理が公式に日本で食用として認識された最初の事例だと言われています。
スッポンが本格的に食べ物として一般に広がったのは江戸時代です。
一般と言っても、上流階級(富裕層)や武士、商人ですが、スッポンは滋養強壮や精力増強に効果があるとして人気となり
江戸時代の中期~後期くらいからスッポンの代表料理のスッポン鍋が登場しました。
スッポン鍋のスープにはコラーゲンやミネラルが豊富に含まれているのは有名ですよね?
スープを飲むことでさらに栄養補給効果が高まると評判になり、スッポン鍋が精のつく食べ物としてさらに強く印象付ける要因になったと考えられます。
そして、明治時代には島根県で初めて服部倉治郎氏によりスッポンの養殖が成功しスッポン養殖は次第に日本全国に広がって
現在の主要産地である滋賀県や岡山県などでも行われるようになりました。
服部倉治郎氏が、スッポンの養殖を試みなければスッポンは天然のものに依存し供給が限られた食材になっていたかもしれません。
スッポンは、タンパク質、ビタミンB群、ビタミンE、亜鉛、コラーゲンなど、体力や精力を増強するための栄養素が豊富に含まれていて古くから日本では精のつく食べ物として重宝されてきたんですね。グロプロ スギ薬局