さてさてこのページでは、「高級腕時計の素晴らしさ」というのを語って行こうじゃありませんか。ホビーの世界というのは、数えきれないほどありますが、「高級」と口にしている時点で一定レベルのマニーというのがないとできません。そうであっても惹きつけられる素晴らしさ、それは何だと思いますか。腕時計だけに限らず、他のホビーでも重複する理由もありますが、いくつか絞り出してみたので、どれか一つでも理解してもらえるものがあったとしたら私自身の目的というのは、達成になります。
芸術作品、手工芸品に対して「興味はない」けど「きらい」というような人はあんまりいないと思います。それでは興味がない理由というのは何なんでしょう?芸術作品というものについてはその名前が示す通り、「美」があるわけです。ありとあらゆるものとは言いませんが、高級機械式腕時計には「美」が組み込まれているというわけです。それもたった直径4cmくらいのケースに収納されたきわめて小さなパーツが、己の力で動いているのを見てみると、美しさを感じてしまいます。それから、複雑な機能を兼ね備えたモデルであればあるほど、なお一層、複雑に絡まり合うメタルの美しさを感じることができるというわけです。そしてそのちっちゃなパーツに、彫金といったデコレーションが施してあるモデルも存在します。その美しさというのは、はっきり言って、伝統工芸品と言えます。
高級腕時計ブランドでダントツに有名であろうロレックスは、このような内容の機械が見える腕時計を開発していませんが、高級腕時計ブランドでは反対の面から機械を目を通すことのできるデザインが数多く、高級ブランド品であればあるほど標準的であると言えます。
このような芸術・工芸品というのを手軽に持ち歩けるっていうのは、大きなメリットです。仮に気に入っていても、絵画とか壺を持って街角に出ることはできないため、この「いつも一緒にいれる」という一体感は、腕時計ならではだと言って間違いありません。